「予防医学の知識をとりいれた食事法って何?」

予防医学って何?って方もいらっしゃると思うのでちょっとだけ・・・、

予防医学(よぼういがく)とは、疾患の発生・予防を行うことや、病気になりにくい心身の健康増進を行うことを意味します。
「病気になってしまってから治すより、病気になりにくい心身を作る。
最高の健康状態で、健康を維持する」という考え方です。

猫の場合、ほとんどの猫は高齢、10歳以上になると、じん臓をはじめ、肝臓や心臓などの臓器の機能が急激に弱まります。
しかし猫が体調を崩して病気が発見されたときは、病気の進行が半分以上、大半に進んでかなり病気が進行してから。

そこではじめて症状を表にだす猫が多く、本当に悲しいことですが、発見されたときは手遅れ・・・、そんな状態になってしまうことが本当に多いのです。

特に猫は特性上、飼い主に具合が悪いことをかくして我慢する傾向があります。
そのため、余計に病気の発見が遅れてしまうのです。

猫の優しさ、特性ゆえの行動とはいえ、少しでも元気で長生きしてもらいたいと願う飼い主としては、病気に苦しむのを隠して過ごしている、そんな猫の姿はみたくありません。やはり元気ハツラツでいてもらいたいですし、なるべく一緒に長く楽しい時間を過ごしたいのです。

話を元にもどし、私がヨーロッパで最先端でポピュラーなプレミアフードメーカであり、世界で一番早くから、ナチュラルフードの開発に取り組んできたAlmo社から教わったこの食事法は、そうした病気の原因となる問題を根本的に解決し、猫が心身ともに元気一杯で長生きできる環境を作るのにも役立ちます。

これまでの私たちの知識でいえば、総合栄養食で、ある一定レベルのブランドのフードなら大丈夫、猫が食べてくれていればOK・・・。
その程度に思われてきた方も多いかもわかりません。
しかし、ドライフードだけで本当に猫の病気が予防できるでしょうか?自然の食餌とかけ離れたカリカリだけで、本当に長生きさせることが約束できるでしょうか?

それは、一時的に食いつきがよくて猫の空腹も満たしてくれて良かったとしても、本来自然体で食餌をとって数千年もの間それを食べてきた猫にとって、人間にとって便利だと言う理由だけで開発されたドライフードだけでは、体(臓器)に負担をかけるのを避けることができません。

つまりドライフードだけでは、元気いっぱいの状態で長生きするのをサポートできないのです。

実はドライフードだけで過ごしてしまった猫ちゃんは、水分不足に陥ることが多く、若いうちから体(臓器)に負担がかかって、知らない間に臓器の機能低下を早め、尿疾患やじん臓病など、臓器の機能低下による病気にかかりやすいことがわかっています。
特に猫の尿疾患、じん臓病が増えたのは、キャットフード(一般的にドライフードです)が一般の家庭に浸透した頃から急増していると言われています。
でも本当にあなたが愛猫に望んでいることは、猫が喜んで食事をしながら、健康で美しく、元気いっぱいで長生きしてもらうことだと思うのです。 

そのためには、今ドライフードのみの食事を与えておられる方も、または量販店やスーパーマーケットで簡単ですぐ手に入るドライフードや缶詰で済ませておられるという方も、大前提として、原材料など確かな高品質なフードで、しかも、自然に近い最適な栄養バランスで食事を与えることができ、体にあまり負担のかけない食事で丈夫な猫を育てることが、長寿猫を育てる重要なポイントになります。

ズバリ申し上げて、これまでの常識だと思われていた概念だけでは、猫ちゃんにとって100%完全な食事にはなっていなかったのです。

なぜこんなことが断言できるのか。 なぜドライフードとウエットフードの両方が必須なの?

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